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特集4 実践報告:「株主」との共創共生 事業指針と株主との信頼関係構築

大和ハウスグループは自社の成長のみならず、社会の利益につながることを通じて新たな成長を目指していきたいと考えています。

今後はこれを国内市場だけに止まらず、グローバルな市場への展開も強化することで、さらなる成長の実現ができるよう、新たなチャレンジを実行していきます。投資家の皆さまにも事業指針をご理解いただけるよう、積極的なIR活動を継続します。

活動ハイライト

  • 国内証券アナリストおよび機関投資家向けに、毎四半期決算発表日の同日に、決算内容に関する「電話カンファレンス」を実施。
  • 海外IRでは、欧米・アジア地域の海外機関投資家を中心に訪問し、個別にミーティングを実施。
  • 2010年4月、初めての試みとして、個人投資家向けの会社説明会を開催。
  • 「アニュアルレポート2009(英語版)」が「第24回ARCアワード」で日本初『GRAND AWARD』を2部門同時受賞。

基盤2011年度経営基本方針

市場環境の変化をチャンスに変えていくことで、さらなる成長を目指します。

世帯あたり人数の低下、環境意識の向上、新興国の成長と、我々を取り巻く市場環境は大きく変化しています。

社会状況はいまだに厳しいとの認識もありますが、当社グループは業容を拡大することで、この変化を新たなビジネスチャンスに変えて成長していきます。

求められる変化への対応と新たなチャレンジにより、当社グループ成長の牽引力にしていきます。

市場環境

実践積極的なIR活動

投資家・株主の皆さまとの双方向のコミュニケーションをより充実させます。

IR室では社内関係部署と綿密に連携しながら、経営方針や財務情報の正確かつ公平な情報開示に努めています。

市場と経営をつなぐパイプ役として、投資家・株主の皆さまから寄せられたご意見やご要望を真摯に受け止め、経営にフィードバックしています。当社グループの魅力をよりわかりやすく発信していくとともに、企業価値のさらなる向上を目指し、投資家・株主の皆さまとの長期にわたる信頼関係を築いていきます。

即時性ある情報発信に注力

決算発表日当日に決算内容を説明し、質疑応答に対応する「電話カンファレンス」を四半期決算ごとに実施(2011年3月期決算は、最大70名が参加)。海外投資家には、日本と同時刻にホームページにて情報を開示するなど、公平で即時性ある情報発信に努めました。

個人投資家向けIRの取り組み

個人投資家向け会社説明会2010年4月、個人投資家を対象とした説明会を初めて開催。代表取締役会長兼CEOの樋口武男が、長期的な事業の方向性、自らの経営哲学を語りました(約270名が参加)。また個人投資家向け雑誌に、企業紹介記事を積極的に掲載するなど、今後も情報開示を充実させていきます。

各事業内容に関する説明を充実

中国事業現地見学会機関投資家からの要望を受け、スモールミーティングや現場見学会を開催。特に、中国事業への関心が高まるなか、中国大連・蘇州での現場見学会を7件実施。そのほか、リチウムイオン蓄電池付き住宅展示場や防犯配慮型賃貸住宅の見学を行いました。

よりわかりやすいIRツールの提供

「第24回ARCアワード」で最高位の部門賞を受賞したアニュアルレポート2009(英語版)事業指針をよりご理解いただくために、Webコンテンツ、事業報告書、決算発表資料等、IRツールの利便性向上に取り組んでいます。「第24回ARCアワード」でアニュアルレポート2009(英語版)が、『GRAND AWARD』を日本企業で初めて2部門同時受賞するなど、海外からも高い評価をいただいています。


経営企画部の思い

経営企画部 事業開発グループ 主任 藤井 将朗

事業チャンスを掘り起こし、新たなビジネスモデルを体現していく
―その先に当社グループの成長があります。

ビジネス環境が今日のように厳しいものであっても、事業チャンスは存在しています。時代と社会を見据え、チャンスを取り込み組み合わせ、業容を拡大してきたのが当社グループです。経営企画部ではIR室との連携も強化し、株主・投資家の皆さまの貴重なご意見等も反映しながら企業価値を向上させ、信頼関係を深めていきたいと思います。


事例紹介 事業指針と株主との信頼関係構築

“世界”に貢献する、大和ハウスグループへ

中国での不動産開発事業を拡大。
「日本品質」の普及を通じ、心豊かな暮らしを創造します。
現地スタッフとの安全品質会議

大和ハウスグループは、事業活動のステージを今後海外に広げていきます。中国においては、2006年より分譲マンションの開発・販売を開始し、大連・蘇州の2都市に続き、2011年度は無錫・常州でも日系企業としては初の新たな不動産開発を展開。日本で培った建築技術と信頼を国外でも普及させ、グローバル企業への成長を目指します。

高品質で資産価値の高い住宅の提供を通して、豊かな暮らしを届け、社会の発展に貢献する――海外というステージでも変わることのない当社グループの理念です。「高品質、安全・安心、健康・快適、環境・省エネ」を追求した大和ハウスブランドは、現地のお客さまからも認知され高い評価を得ています。

掲載内容は2011年3月末現在のものであり、今後計画や内容が一部変更されることもあります。

1983年より中国への住宅の輸出と建築を始め、1985年には上海で外国人(主に日本人)向け賃貸住宅の建設と運営を開始。現在は、中国7都市に現地企業と合弁会社を設立し、大規模分譲マンション開発をはじめ賃貸住宅・ホテル運営・物流などの事業を展開しています。またアジア太平洋地域への事業拡大を見据えて、ベトナムに駐在員事務所を開設、アメリカ・オーストラリアに現地法人を設立しました。東南アジア、そして世界へ、新たな社会価値創出へのチャレンジを続けています。

海外初の不動産開発事業を大連市で開始

頤和香榭(イワ・シャンゼリゼ)/大連市
2007年5月着工/総戸数963戸

当社グループは、2006年より中国における不動産事業の取り組みを開始しています。海外初となる分譲マンションが「イワ・シャンゼリゼ」で、大連中盛集団有限公司との合弁会社「大和中盛房地産有限公司」を設立し963戸を販売。中国文化を熟知した台湾の設計事務所に設計を依頼するとともに、環境配慮住宅としてシックハウス対策、高い断熱性能、耐候性外壁などを採用しています。大連市において、外資系企業が不動産開発を行うのは当社が初めてとなります。

頤和香榭(イワ・シャンゼリゼ)


日系企業最大級の複合プロジェクト

頤和星海(イワ・セイカイ)/大連市
2009年7月着工/総戸数2,145戸

日系企業が中国において開発する分譲マンション・商業施設の複合物件としては最大級(2009年着工時)のもので、大連では2つ目のプロジェクトとなります。日本基準の施工方式を導入するとともに、一部住戸については内装付き※で販売し、安全・安心で環境にもやさしい建材や設備を使用するなど、住みやすく長期にわたり資産価値が維持できる提案を行っています。

中国では内装・設備を除いたスケルトン販売が一般的
建設地全景
プロジェクトのメンバー
日系企業初の独資による分譲マンション事業

和風雅致(グレース・レジデンス)/蘇州市
2009年5月着工/総戸数902戸

全18棟が立ち並ぶ建設地

日系企業としては初めての独資※による分譲事業です。中国のお客さまのご要望に応える多彩なプランを用意しすべて内装付きで販売。多くの部材・設備に日系メーカーの製品(中国で生産)を使用する新たな試みも好評で、販売も好調に推移しております。独資が得た中国の分譲マンション事業のノウハウを活かして、今後の事業につなげたいと考えています。

大和ハウス工業100%出資のグループ会社
建設地に隣接するモデルルーム

大和ハウスブランドの戸建住宅を提供

(仮称)無錫呉博園プロジェクト/無錫市
2011年度着工予定/総戸数561戸

2011年度は、国家級ハイテク産業開発区「中国呉文化博覧園」において、戸建住宅を中心とした総戸数約561戸・敷地面積8.2万m2のプロジェクトがスタート。無錫市初の日系企業独資の開発に向け、培ったノウハウを十分に活かして、日本品質に対する中国の方々のご期待に応え、“ジャパンブランド”のさらなる浸透を図っていきます。

(仮称)「無錫呉博園プロジェクト」全体計画図
「蘇州大学」で学生向けセミナーを開催

蘇州大学で2011年3日16日、「日本の戸建住宅と住まい方」をテーマにセミナーを実施し、日本独特のプレハブ建築技術、環境に配慮した設備や通信技術などを紹介。聴講した大学生たちからはさまざまな質問や意見が寄せられました。当社の住まいづくりの考え方や日本の建築技術を知ってもらい、社会の発展に貢献していきたいと思います。

熱心に講義を聴く学生講義後の質疑応答

海外事業部の思い
中国現地スタッフとの信頼関係を構築するとともに、
CSRへの取り組みに一層の力を注いでいきます。

中国では、当社社員と中国人スタッフが日々協力して建築を進めています。高品質な住宅を提供するには、日中のスタッフが国を越えて価値観を共有することが重要で、そのため各現場では十分な意見交換と論議を重ね仕事に臨んでいます。当社グループではよりよい関係を築いていくために現地におけるCSR活動を推進し、心をつないで、中国社会に貢献できる事業を共に推進していきたいと考えています。

大和房屋(蘇州)房地産開発有限公司 総経理 奥野 博昭

特集:事業指針と株主との信頼関係構築

「株主」との共創共生

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